中国緑色食品(00904)の2010年決算を読み解く―その1
中国緑色食品(00904)の2010年決算の年次報告書が、8月31日に発表された。
※中国緑色食品 年次報告書(PDF)
そこで、中国緑色食品の業績についてより深く理解するため、年次報告書の重要そうな記述を翻訳しようと思う。
中国緑色食品の株式を保有している方、中国緑色食品に投資しようと思っている方等は、ぜひ業績理解の参考に使っていただきたい。
・取締役会議長の声明 (Chairman's statement) 前半
過去1年間は、中国緑色食品の事業にとって困難で厳しい年でした。ヨーロッパの経済システムの不安定性、人民元上昇に対する圧力の増加、中国における不利な気象条件のすべてが、中国緑色食品の財務力だけでなく、経営・執行能力をも試すような、厳しい環境をもたらしました。昨年の私たちの満足いく結果は、中国緑色食品が非常に厳しい市場に対処することに成功したことと、当社の下流ビジネスとブランド飲料製品に関する戦略が上手くいったことを証明しました。
今年度、中国緑色食品は、記録的な売上高を達成し、6年連続で売上高の成長を維持することができました。過去5年間の年平均成長率は29.0%でした。販売高と株主帰属利益は、当社の収益の安定性と持続可能性を反映して、それぞれ22.8%と26.6%増加しました。さらに、中国緑色食品の飲料事業は売上高の相当な成長を記録し、成長率は74.2%増でした。この成長率は緑色食品グループ全体の成長平均を上回っており、飲料事業の巨大な市場の可能性を示しています。
飲料事業の展開に対する我々の長期的なコミットメントのおかげで、「中国緑色(中緑)」ブランドの飲料製品は、ますます消費者に認知されてきています。2010年には、「中国緑色(中緑)」ブランドは、そのブランドイメージと市場知名度を認められ、中国国家工商行政管理総局 商標局から「中国有名ブランド」の1つに指定されました。中国緑色食品の健康飲料製品は、中国南部や東部の大手スーパーマーケットチェーンや小売店で、ますます人気となっています。今年度、中国緑色食品は、販売流通ネットワークとサプライチェーン管理を強化するために、重要な地方・地域代理店との強力なパートナーシップをさらに開発し、 また直接ブランド管理システムを導入しました。中国緑色食品はまた、広告・宣伝活動を実行し ブランドイメージを強化し、野菜・生鮮食文化を宣伝し、さらに野菜・生鮮製品における当社の主導的地位を全国的に固めるため、強力なマーケティングチームを築きました。
全国的な主要野菜・生鮮食品ブランドとしての「中国緑色(中緑)」ブランドを構築するに当たり、我々は上海万博の認定食品供給者として、2010年上海世界万博と戦略的協力協定を締結し、万博のいくつかのレストランチェーンとホテルグループに生鮮・加工野菜を供給しています。野菜の生鮮品・加工食品の主要供給者として、中国緑色食品は、相当の大きさの加工センターを設立し、高品質の食品と野菜を上海とその近隣地域の主要イベントや大手レストランチェーンに提供する計画を立ててきました。上海万博との協力は、中国緑色食品の発展における重要な画期的出来事であり、当社の幅広い種類の生鮮品と食品の品質に対する証明です。また、野菜・健康食品の領域での中国緑色食品の主導的地位がさらに強固になることも期待されます。
中国緑色食品の過去10年間の成功は、バランスの取れた事業ポートフォリオと、農業を強く基盤とした事業開発の集中によるものです。中国緑色食品は、播種から収穫、加工、販売、流通、ブランドマネジメントまでを完全に制御する垂直統合型ビジネスモデルの確立に投資することで、自社を差別化しています。中国における消費者の生活水準の改善、1人当たりGDPの上昇、中産階級の出現は、国内市場での健康食品、高品質な野菜・生鮮食品に対する大きな市場機会を提供しています。当期、中国緑色食品の国内販売は総売上高の55.0%以上を占めました。我々は、中国経済の急成長に乗って、今後国内販売の割合がより大きくなり、中国緑色食品の成長を押し上げると確信しています。
現在、中国緑色食品は43の栽培基地を保有し、幅広い種類の高品質な農産品と加工野菜をお客様に提供しています。我々は、当社の製品が最も厳しい品質・安全性基準を満たすことを保証するよう努力します。米国と欧州の昨年の厳しい経済状況にもかかわらず、中国緑色食品は、輸出額と輸出量の両面で十分な成果を達成することができました。当社の豊富で忠実な顧客基盤を活用することにより、我々は当社の販売ネットワークを拡張・分散し、「中国緑色(中緑)」製品を世界的に販売することに成功しました。日本・アジアとは別に、中国緑色食品は、アフリカ、中東、南米への輸出事業を確立しました。
関連記事:
※中国緑色食品 年次報告書(PDF)
そこで、中国緑色食品の業績についてより深く理解するため、年次報告書の重要そうな記述を翻訳しようと思う。
中国緑色食品の株式を保有している方、中国緑色食品に投資しようと思っている方等は、ぜひ業績理解の参考に使っていただきたい。
・取締役会議長の声明 (Chairman's statement) 前半
過去1年間は、中国緑色食品の事業にとって困難で厳しい年でした。ヨーロッパの経済システムの不安定性、人民元上昇に対する圧力の増加、中国における不利な気象条件のすべてが、中国緑色食品の財務力だけでなく、経営・執行能力をも試すような、厳しい環境をもたらしました。昨年の私たちの満足いく結果は、中国緑色食品が非常に厳しい市場に対処することに成功したことと、当社の下流ビジネスとブランド飲料製品に関する戦略が上手くいったことを証明しました。
今年度、中国緑色食品は、記録的な売上高を達成し、6年連続で売上高の成長を維持することができました。過去5年間の年平均成長率は29.0%でした。販売高と株主帰属利益は、当社の収益の安定性と持続可能性を反映して、それぞれ22.8%と26.6%増加しました。さらに、中国緑色食品の飲料事業は売上高の相当な成長を記録し、成長率は74.2%増でした。この成長率は緑色食品グループ全体の成長平均を上回っており、飲料事業の巨大な市場の可能性を示しています。
飲料事業の展開に対する我々の長期的なコミットメントのおかげで、「中国緑色(中緑)」ブランドの飲料製品は、ますます消費者に認知されてきています。2010年には、「中国緑色(中緑)」ブランドは、そのブランドイメージと市場知名度を認められ、中国国家工商行政管理総局 商標局から「中国有名ブランド」の1つに指定されました。中国緑色食品の健康飲料製品は、中国南部や東部の大手スーパーマーケットチェーンや小売店で、ますます人気となっています。今年度、中国緑色食品は、販売流通ネットワークとサプライチェーン管理を強化するために、重要な地方・地域代理店との強力なパートナーシップをさらに開発し、 また直接ブランド管理システムを導入しました。中国緑色食品はまた、広告・宣伝活動を実行し ブランドイメージを強化し、野菜・生鮮食文化を宣伝し、さらに野菜・生鮮製品における当社の主導的地位を全国的に固めるため、強力なマーケティングチームを築きました。
全国的な主要野菜・生鮮食品ブランドとしての「中国緑色(中緑)」ブランドを構築するに当たり、我々は上海万博の認定食品供給者として、2010年上海世界万博と戦略的協力協定を締結し、万博のいくつかのレストランチェーンとホテルグループに生鮮・加工野菜を供給しています。野菜の生鮮品・加工食品の主要供給者として、中国緑色食品は、相当の大きさの加工センターを設立し、高品質の食品と野菜を上海とその近隣地域の主要イベントや大手レストランチェーンに提供する計画を立ててきました。上海万博との協力は、中国緑色食品の発展における重要な画期的出来事であり、当社の幅広い種類の生鮮品と食品の品質に対する証明です。また、野菜・健康食品の領域での中国緑色食品の主導的地位がさらに強固になることも期待されます。
中国緑色食品の過去10年間の成功は、バランスの取れた事業ポートフォリオと、農業を強く基盤とした事業開発の集中によるものです。中国緑色食品は、播種から収穫、加工、販売、流通、ブランドマネジメントまでを完全に制御する垂直統合型ビジネスモデルの確立に投資することで、自社を差別化しています。中国における消費者の生活水準の改善、1人当たりGDPの上昇、中産階級の出現は、国内市場での健康食品、高品質な野菜・生鮮食品に対する大きな市場機会を提供しています。当期、中国緑色食品の国内販売は総売上高の55.0%以上を占めました。我々は、中国経済の急成長に乗って、今後国内販売の割合がより大きくなり、中国緑色食品の成長を押し上げると確信しています。
現在、中国緑色食品は43の栽培基地を保有し、幅広い種類の高品質な農産品と加工野菜をお客様に提供しています。我々は、当社の製品が最も厳しい品質・安全性基準を満たすことを保証するよう努力します。米国と欧州の昨年の厳しい経済状況にもかかわらず、中国緑色食品は、輸出額と輸出量の両面で十分な成果を達成することができました。当社の豊富で忠実な顧客基盤を活用することにより、我々は当社の販売ネットワークを拡張・分散し、「中国緑色(中緑)」製品を世界的に販売することに成功しました。日本・アジアとは別に、中国緑色食品は、アフリカ、中東、南米への輸出事業を確立しました。
関連記事:
コメント