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2010/07/12

亨泰(00197)の過去5年間の決算を分析する

今日は、亨泰(ハンタイ、00197)の過去5年間(2005年-2009年)の決算を分析してみようと思う。

亨泰は中国本土で15年以上に渡り、日用品、一般消費財、食品等の卸売りを手がけてきた流通企業で、近年は大規模農業ビジネス(野菜、果実等の生産、販売)にも注力している。

1. 売上高

亨泰の売上高は、2005年から2008年までの間に毎年30%以上の割合で成長した。
2005年の売上高9200万香港ドルに対し、2008年の売上高は2億2700万香港ドルを記録しているから、該当の4年間で亨泰の売上高は2倍以上に成長したことになる。

ただし、直近の2009年は、世界同時不況の影響を受け、売上高は前年比-17%の1億9000万香港ドルに落ち込んでいる。

以下は、亨泰の売上高の推移をグラフに起こしたものである。

亨泰の売上高

2. 純利益

亨泰の純利益は、売上高の成長と軌を一にして、2005年から2008年までの間に 1000万香港ドルから2600万香港ドルへと、2.5倍以上の増加を果たした。

ただし、この間亨泰の売上高は毎年同じ程度の増加率(30-40%)で成長したのに対し、 純利益は年によってまちまちな増加率で成長したことが見て取れる (2005年から2006年が16%増、2006年から2007年が55%増、2007年から2008年が34%増)。

また、直近2009年の亨泰の純利益は、前年比55%減の1200万香港ドルに落ち込んでいる。
この数字は2005年の純利益1100万香港ドルとほとんど変わらない水準で、言わば過去3年間の伸びを帳消しにしてしまっている形だ。

以下は、亨泰の純利益の推移をグラフに起こしたものである。

亨泰の純利益

3. 1株当たり純利益(EPS)

亨泰の1株当たり純利益(EPS)は、2005年から2008年までの間に0.095香港ドルから0.125香港ドルへと微増(年平均で9.7%増)した。

上記3年間の1株当たり純利益(EPS)の増加率は、同期間の純利益の増加率(年平均34.4%)を大きく下回っているが、これは2006年に亨泰が大規模な増資(株主割当増資)を行ったことが影響している。

※2006年の増資で、亨泰の発行済み株式数は820万株から1400万株へと、約1.4倍増加した。

また、直近2009年の1株当たり純利益(EPS)は、純利益の減少と同期して前年度比54%減の0.058香港ドルに落ち込んでいる。

以下は、亨泰の1株当たり純利益(EPS)の推移をグラフに起こしたものである。

亨泰の1株当たり純利益

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