中国が人民元相場の弾力性を高めると発表
中国の中央銀行である中国人民銀行が、人民元相場の弾力性を高めると先週発表した。
中国の通貨人民元は、2005年7月から条件付きの変動相場制(1日の変動幅は前日比±0.3%まで。2007年5月からは前日比±0.5%)に移行し、以後世界的な金融危機が起こる2008年半ばまでの間に対ドルで約18%上昇した。
2008年半ばからは為替介入により人民元を1ドル=6.83元前後に事実上固定していたが、今回その措置を取り止め、条件付の変動相場制(1日の変動幅は前日比±0.5%)を再開する方針のようだ。
1日の変動幅の限度が小さいため人民元が短期間で急激に高騰する可能性はないが、アメリカに対する中国の貿易黒字増大等を反映し、今後徐々に人民元が上昇することは間違いないだろう。
中国本土でビジネスを行う企業に投資する中国株投資家にとっては、人民元が上昇すれば、為替効果による株価の上押しが期待できるかもしれない(長期的なタイムスパンで、だが)。
中国人民銀行(中央銀行)は19日、声明を発表し、人民元為替制度の柔軟性を強化する方針を明らかにした。同国為替政策に対する国際的な批判をかわすことが狙いと見られているが、米国などは歓迎する姿勢を示している。ただ、一方で人民銀行は人民元が大幅に上昇する可能性は排除している。
(ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版 2010年6月20日 「中国、人民元の柔軟性強化を発表」より)
中国の通貨人民元は、2005年7月から条件付きの変動相場制(1日の変動幅は前日比±0.3%まで。2007年5月からは前日比±0.5%)に移行し、以後世界的な金融危機が起こる2008年半ばまでの間に対ドルで約18%上昇した。
2008年半ばからは為替介入により人民元を1ドル=6.83元前後に事実上固定していたが、今回その措置を取り止め、条件付の変動相場制(1日の変動幅は前日比±0.5%)を再開する方針のようだ。
1日の変動幅の限度が小さいため人民元が短期間で急激に高騰する可能性はないが、アメリカに対する中国の貿易黒字増大等を反映し、今後徐々に人民元が上昇することは間違いないだろう。
中国本土でビジネスを行う企業に投資する中国株投資家にとっては、人民元が上昇すれば、為替効果による株価の上押しが期待できるかもしれない(長期的なタイムスパンで、だが)。