中国株ニュース

2010/09/05

神冠控股(00829)が2010年中間決算を発表

ソーセージ皮製造業者の神冠控股(00829)が去る8月30日、2010年中間決算を発表した。

神冠控股の2010年中間決算の詳細は以下の通り。

売上高 4億7535万人民元 (前年同期比49.9%増)
粗利益 2億9875万人民元 (同52.1%増)
純利益 2億2226万人民元 (同72.2%増)
1株当たり純利益 0.1337人民元 (前年データなし)

神冠控股 2010年中間決算広告 (PDF)

決算発表値から算出した神冠控股の今中間期の粗利益率は62.8%、純利益率は46.8%である。

神冠控股の決算広告より、重要と思われる記述を以下に箇条書きしてみる。

・神冠控股の今中間期配当は1株当たり0.06香港ドル。

・神冠控股の生産ラインの合計数は、116本(2009年6月末時点)から148(2010年6月末時点)に増加。

・今中間期もコラーゲン製西洋式ソーセージ皮が神冠控股の主な収益源で、その売上は4億4310万人民元に達した。この数字は前年同期比51.9%増で、神冠控股の全売上の93.2%に相当した。

・コラーゲン製中国式ソーセージ皮の売上は3220万人民元だった。この数字は前年同期比26.3%増、神冠控股の全売上の6.8%に相当した。

・神冠控股が製造したソーセージ皮の95%は、中国本土のソーセージ製造業者に販売された。

・残りの5%は、南アメリカ、東南アジア、アメリカ合衆国、ヨーロッパ等に輸出された。

・神冠控股のソーセージ皮の販売先企業には、食肉加工業の河南雙匯投資発展(000895、深センA株)、雨潤食品(01068)、河南衆品食業 Zhongpin Inc(HOGS、ナスダック)、四川高金翔達食品等が含まれる。

・2010年下半期、神冠控股は18の製造ラインを追加で設置する予定で、2010年末には製造ラインの総数が166になる予定である。

参考: 神冠控股のウェブサイト

神冠控股 ウェブサイト

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2010/09/04

ジム・ロジャーズ氏が発言―アジアに移住することでより裕福な生活を送れる

著名投資家のジム・ロジャーズ氏が、アジアに移住することでより裕福な生活を送れるとの見解を米International Business Timesのインタビュー中で語った。(日本語版記事もあり)

記者の
「ジム、あなたは中国に強気ですね。中国に移住することにどんな経済的利点がありますか?
どうして米国人は単に中国への投資資産を持つだけではだめなのですか?」
という質問に対し、

ロジャーズ氏は、
「もしあなたが1807年にイギリスに移住していたら、次の100年間、あなたとあなたの子孫は(他の国に住んだ場合と比べ)はるかに、はるかに裕福な生活を送っていたことでしょう。

もしあなたが1907年にアメリカに移住していたら、次の100年間、あなたとあなたの子孫は(他の国に住んだ場合と比べ)はるかに裕福な生活を送っていたことでしょう。

私の見解では、2007年にアジアに移住することは、次の100年間、私の子孫が(他の国に住んだ場合と比べ)はるかに裕福な生活を送って行けることを意味します。」

と回答している。

ロジャーズ氏はここ数年上記の趣旨の発言を繰り返しており、実際に、彼自身2007年に母国アメリカからシンガポールに移住している。

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2010/09/03

邱永漢氏の次回投資考察団は、合肥市等の中国地方都市を訪問予定

邱永漢氏の次回投資考察団は、安徽省合肥市等の中国地方都市を訪問予定とのことだ。

著名中国株投資家・事業家の邱永漢氏は、自身のホームページを募集窓口として定期的に「中国投資考察団」を開催しているが、去る9月1日、その次回考察団(2010年10月21日~30日)の行き先が発表された。

次回投資考察団の主目的は、日本の中小商店、小売業者等が中国の地方都市で事業を展開する可能性を探ることにあるようで、

邱氏が現在計画中という合肥市の「小東京」街の建設予定地や、中国の地方都市(長沙、成都、南京)に進出している日本の小売企業の見学を行うとのことだ。

邱氏は「今回は日本の地方都市のシャッター通りで頑張るよりいっそ中国の地方都市で商売ができないものか、研究する目的の旅行でもあります」と述べている。

次回考察団では、この他、中国株関連企業として雨潤食品(01068)、常茂生物化学(常茂生化、08208)も訪問予定だそうだ。

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2010/08/31

サイノコム・ソフトウェア(00299)の2010年中間決算は、残念な結果に

サイノコム・ソフトウェア(00299)の2010年中間決算は、残念な結果に終わった。

私も保有するサイノコム・ソフトウェア(中訊軟件)の2010年中間決算が8月28日に発表され、その結果は以下の通りだった。

売上高 2億9419万香港ドル(前年同期比9.3%減)
粗利益 6662万香港ドル(同29.1%減)
純利益 2068万香港ドル(同47.5%減)
1株当たり純利益 0.0185香港ドル(同47.6%減)

サイノコム・ソフトウェアは主にソフトウェアの日本向けオフショア開発を行う企業だが、今中間期は、日本のソフトウェア業界の需要低迷に伴って純利益をほぼ半減させてしまった。

サイノコム・ソフトウェアの中間決算公告(PDF)から、気になった記述を箇条書きで要約してみる。

・日本からのソフトウェアアウトソーシング業務が縮小を続けた。

・顧客がより高品質なソフトウェアを求める一方で、受注価格は低迷したため、結果的に利益率が下がった。

・より高品質なソフトウェアに対する顧客の要求の増大は、今後もサイノコムの労働コスト負担を増やすと思われる。

・従ってサイノコムは、数年間据え置いていた価格を上げることを真剣に検討している。

・事業別の売上高の割合は、アウトソーシングによるソフトウェア開発が94%、技術サポートが6%だった。

・国別の売上高の割合は、日本が94%、中国が6%だった。

・アウトソーシングによるソフトウェア開発の売上減少の原因は、主に、労働集約的でベーシックなソフトウェア開発からより高度な設計業務へと顧客の需要が変化する一方で、サイノコムにその変化に対応できるだけの十分な高レベルの人材がいなかったことにある。

・顧客の求める生産性や効率性の基準が高まったことで、商談で金額の少ない契約条件がもたらされた。

・サイノコムの中間期の粗利益率は23%で、前年同期の29%を下回った。

[私の感想]

サイノコム・ソフトウェアのビジネスモデルは、現在転換点に立っているということでしょうか。

日本におけるソフトウェア需要が減少したことで、サイノコムは従来より悪い条件で注文を受けざるを得なくなったことが伺えます。

また、中国における賃金の高騰が、今後長期的にサイノコムの業績に悪影響を与える可能性もあります。人民元の上昇についても同様です。

日本におけるソフトウェア需要はいずれ一定水準まで回復すると思われます。しかし、そのときサイノコムが再び力強い成長軌道に戻れるか?というと、結論はなかなか微妙なところかもしれません。

2010/08/30

中国緑色食品(00904)の2010年決算は、結局27%の増益だった

中国緑色食品(00904)の2010年4月期決算は、結局27%の増益だった。

中国緑色食品が8月30日に発表した決算広告(PDF)によると、緑色食品の2010年4月期売上高は19億78万人民元(前年同期比22.9%増)、営業利益は7億5266万人民元(同37.1%増)、純利益は5億7599万人民元(同26.6%増)、1株当たり利益は0.643人民元(同25.3%増)とのことだ。

緑色食品は、27日に決算発表の延期を発表して株価が暴落(終値ベースで前日比36.9%下落)していたが、業績自体は堅調だったようだ。

緑色食品の決算広告から、気になった記述を箇条書きしてみる。

・中国の都市世帯の1人当たり可処分所得は昨年比9.8%増の17,175人民元(日本円で約213,657円)に達し、その43%は食品に費やされた。

・緑色食品の粗利益率は52.6% (2009年は51.7%)という健全な値を維持した。

・部門別の売上高の割合は、加工食品が39.4%、ブランド食品・飲料が36.3%、生鮮品が24.3%だった。

・緑色食品の国内向け売上高は前年比28.2%増加し、輸出の売上高は同16.8%増加した。

・売上高全体の55.0%が国内向けで、残りが輸出だった。

・緑色食品の輸出先の割合は、多い順に、日本(41.5%)、日本を除くアジア(23.9%)、ヨーロッパ(22.8%)、その他地域(11.8%)だった。

・日本向け輸出は前年比7.5%増、日本を除くアジア向け輸出は19.4%増、ヨーロッパ向け輸出は11.2%増だった。

・2010年4月末時点で緑色食品の生産拠点は43拠点あり、合計面積は92,700ムー(約6183万900平方メートル)、年間栽培能力は380,000トンである。

感想:
緑色食品の先日の決算延期は、単なる事務的な遅延が原因だったんでしょうか?
だとすれば、27日に安値を拾った人は絶好の買い物をしたことになるかもしれませんね。

現時点(日本時間11:30)の緑色食品の株価は、27日比22.9%増の6.81香港ドルまで急回復しています。

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2010/08/25

雨潤食品(01068)が2010年中間決算を発表

雨潤食品(01068)が8月24日、2010年中間決算を発表した。

雨潤食品の2010年中間期の売上高は86億9300万香港ドル(前年同期比49.0%増)、売上総利益(粗利益)は13億4500万香港ドル(同37.8%増)、純利益は13億900万香港ドル(同55.7%増)、1株当たり利益は0.762香港ドル(同38.8%増)。

雨潤食品の同期の粗利益率は15.5%、売上高純利益率は15.1%。

・雨潤食品の事業回顧(抜粋) (雨潤食品の2010年中間決算公告(PDF)より)

Benefiting from the increasing demand from Chinese consumers for high-quality pork products and Yurun’s advanced production capacity and market strategy, the Group was able to record a significant growth in business during the Review Period. Regarding the upstream slaughtering segment, the slaughtering volume recorded a significant increase of 59.6% to approximately 7.01 million heads, as compared to the same period last year. The downstream meat processing segment also achieved steady growth, enhancing the Group’s continuous business development.

中国消費者の高品質な豚肉製品に対する需要の増加と、雨潤食品の先進的な生産能力と市場戦略により、雨潤食品は当期に著しい成長を記録することができました。上流の屠殺部門に関しては、屠殺量は前年同期比59.6%増の約701万頭へと著しい増加を記録しました。また、下流の食肉加工部門も着実な成長を達成し、雨潤食品の継続的な事業成長を強化しました。

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2010/08/24

中国建設銀行(00939)が2010年中間決算を発表

中国建設銀行(00939)が8月23日、2010年中間決算決算を発表した。

中国建設銀行の2010年中間期の営業収入は1537億2500万人民元(前年同期比16.93%増)、純利益は707億4100万人民元(同26.76%増)、1株当たり利益は0.30人民元(同25.00%増)。

また、同行の2010年中間期の自己資本比率は11.68%、不良債権比率は1.22%。

中国建設銀行の事業別の税引前利益は、法人向け銀行事業が489億2500万人民元(前年同期比12.24%増)、個人向け銀行事業が170億8600万人民元(同29.95%増)、金融市場・投資銀行事業が253億6900人民元(前年同期比80.13%増)だった。

耀才証券(01428)が8月24日に香港証券取引所に上場

香港の証券会社グループである耀才証券(01428)が8月24日に香港証券取引所に上場した。

耀才証券は株式、先物、オプション等の売買仲介を中心事業し、他にIPOの資金供給等も手がける証券会社グループ。

耀才証券の2010年3月期(2009年4月~2010年3月)の売上高は1億5619万6920香港ドル、営業利益は8060万9616香港ドル、純利益は6028万4019香港ドル。

グループ傘下証券会社の2010年3月31日時点での口座数は13,808、2010年3月期の手数料収入は9270万香港ドル。

また、グループ傘下先物取引会社の2010年3月31日時点での口座数は2,707、2010年3月期の手数料収入は2190万香港ドル。

参考: 耀才証券のウェブサイト

耀才証券

2010/08/23

中国石油化工(シノペック、00386)が2010年中間決算を発表

中国石油化工(シノペック、00386)が2010年中間決算を発表した。

中国石油化工(シノペック)の2010年中間期の売上高は9365億人民元(前年同期比75.4%増)、営業利益は497億7500万人民元(前年同期比7.8%増)、純利益は354億6000万人民元(同6.7%増)、1株当たり利益(希薄化後)は0.403人民元(同5.8%増)。

・中国石油化工の2010年中間期事業概要 (中国石油化工2010年中間期決算公告(PDF)より)

・In the first half of 2010, the Company produced 149 million barrels of crude oil, flat from a year earlier; and produced 200.6 billion cubic feet of natural gas, representing an increase of 40.7% over the same period of last year. The Exploration and Production Segment recorded an operating profit of RMB 22.0 billion, representing a year-on-year increase of 299.7%.

2010年上半期、中国石油化工は前年とほぼ同じ1億4900万バレルの原油と、前年同期比40.7%増の2006億立方フィートの天然ガスを生産しました。探査・生産部門は前年比299.7%増の220億人民元の営業利益を記録しました。

・Refinery throughput of crude recorded a year-on-year increase of 16.7% to 101.0 million tonnes. However, the refining segmentgenerated an operating profit of the RMB 5.7 billion, representing a decrease of 71.4% from the same period of last year.

原油の精製処理量は前年比16.7%増の1億100万トンを記録しました。しかしながら、原油精製部門の営業利益は前年同期比71.4%減の57億人民元でした。

・The total domestic sales volume of oil products reached 68.15 million tonnes, representing a year-on-year increase of 18.1%. The marketing and distribution segment recorded an operating profit of RMB 14.5 billion, representing a year-on-year increase of 15.5%.

石油製品の国内総売上は前年比18.1%増の6815万トンに達しました。販売・流通部門は前年比15.5%増の145億人民元の営業利益を記録しました。

・The output of ethylene reached 4.202 million tonnes, up 41.3% over the same period of last year. The total sales of chemical products reached 23.678 million tonnes. The Chemicals Segment recorded an operating profit of RMB 8.3 billion, a decrease of 14.5% from the same period of last year.

エチレン生産は前年同期比41.3%増の420万2000トンに達しました。化学製品の売上高合計は2367万8000トンに達しました。化学部門は前年同期比14.5%減の83億人民元の営業利益を記録しました。

BYD(01211)が2010年中間決算を発表

自動車メーカーのBYD(01211、比亜迪)が8月22日、2010年中間決算を発表した。

BYDの2010年中間期の売上高は242億4600万人民元(前年中間期比で50.3%増)、売上総利益(粗利益)は51億7700万人民元(同63.6%増)、純利益は24億2100万人民元(同105.6%増)、1株当たり利益は1.06人民元(同85.3%増)。

・BYD 2010年中間決算の概要 (BYDの2010年中間決算公告 (PDF)より)

- The automobile business performed well; its turnover increased by approximately 46.34% to approximately RMB12,990 million, representing approximately 53.58% of the total turnover of the Group; and the business was the major driving force for the growth of the Group

自動車事業はよい業績を挙げました。自動車事業の売上高は約46.34%増の129億9000万人民元に増加し、BYDの総売上の約53.58%を占めました。自動車事業はBYDの成長の主要な推進力となりました。

- Our position as a global leader in the manufacture of rechargeable batteries was maintained during the period

充電式電池製造の世界的リーダーというBYDの地位は、今上半期も維持されました。

- The handset components and assembly services business successfully grasped opportunities arisen from market recovery and further enhanced its market share as the handset industry continued to integrate

携帯電話の部品、組立事業は、市場の回復から生まれた事業機会をつかむことに成功し、携帯産業が統合を続ける中で市場シェアをさらに高めました。

- Breakthrough was made in the new energy business and it began to contribute to the turnover of the Group

新エネルギー事業において大きな進歩があり、新エネルギー事業がBYDの売上に貢献し始めました。